映画「南極料理人」を観た
「中年男八人のこっけいなやりとり千二百グラム。よく煮詰めた食事場面大さじ八杯。セリフ小さじ一杯。悲哀少々。撮影中は食べてばかりの満腹から幸せなのか阿呆なのかと空を仰ぐことしきり。惚けた味の映画です。」
ーーーーーパンフに載っていた、ドクター役の豊原功輔氏のインタビューより
「南極料理人」
見たい見たいと呟きつつ、気がつけば上映館がどんどん少なくなっていく。
慌てて、練馬は大泉学園駅徒歩7分の「T・ジョイ大泉」まで足を伸ばしたのでした。
1997年、南極ドームふじ基地での1年間の越冬観測共同生活。
原作の西村淳氏のエッセイは読みましたが、映画化にあたって西村氏の役どころは「大将」から「裏方のお母さん」に立場が変わっておりました。
西村氏役の堺雅人の雰囲気に合致。
西村氏は、越冬生活においては調理担当。
よって、この映画の重要シーンは調理と食事。
伊勢海老のエビフライ、ドクターが氷原を走りながら焼いた高級霜降り牛肉のローストビーフ、さりげなく作られていた皮無しシューマイ。
美味しそうな料理がたくさん出てきましたが、一番美味しそうだったのが、「イクラのおにぎり」と「ラーメン」。
(おかげで、本日の昼食はラーメンと相成りました。)
どんな映画かと言えば、冒頭に書いた豊原氏の言葉どおりです。
スペクタクル少し(凍死自殺なるか?)、アクション少し(裸で揉み合い?)、山場(手打ちラーメンに成功!)、と大盛り上がりは無いですが、その無さが良いのです。
思い切って見に行ってよかった。
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