2015年5月 4日 (月)

コルム・ウィルキンソン 日本スペシャルコンサート

コルム・ウィルキンソン。
ミュージカル界の大御所。

オペラ座の怪人25周年記念公演で、
歴代怪人が出揃った場面にコルム爺も出ていました。
美声です。
ぜひ聞きたくて、S席を奮発しました。

「コルム・ウィルキンソン 日本スペシャルコンサート」
2015年4月21日(水)14:00~ 東急シアターオーヴ

この劇場には、以前「雨に唄えば」を見に行きました。
その時より席はかなり(3倍くらい)後ろの方。
幸い前の席が空席だったので、見通しは良く。

でも。音が悪い。割れて聞こえる。
雨に唄えばの時はそうでもなかったのは、前の方だったから?
照明は無駄に眩しいし。
後で調べたら、この劇場、音についてはあまり評判が良くないんですね。
生声で聴きたかったです。

しかし、コルム爺はノリノリでした。
曲目は、有名どころの、ミュージカルナンバーにカントリーに、
ビートルズメドレーも。
跳ぶ、跳ねる、ギターばりばり。
最大の持ち歌、Bring Him Homeは、カーテンコールでした。
軍服風の上着に着替えてくださいました。

レ・ミゼにしろ他のミュージカルにしろ、
コルム爺は歌っていません。
語っています。
下手をするとわざとらしく聞こえるところ、
コルム爺だと歌と語りのバランスが絶妙で、
ミュージカルナンバーでもあり名台詞でもあり。
歌手ではなく、役者なんだなと感じました。

ゲストの歌手の方も素敵でした。
スペシャルゲストのアール・カーペンターがとても良かった。
スターズを歌った時は、あ、そこにジャベール警部が立っている、という感じで。
単に歌うだけでなく、その役になり切っていました。
この人のジャベールを舞台でちゃんと見てみたいです。他の役も観たいな。

ところで、次の観劇は、またシアターオーブでSisters actなんですが、
ちょっと音が不安・・・






2014年12月29日 (月)

Musical "SINGIN' IN THE RAIN  雨に唄えば"

SINGIN' IN THE RAIN ~雨に唄えば
11月10日 18:30~

映画「雨に唄えば」を舞台化。
舞台上で本物の水を降らすのは、歌舞伎では本水といって決して珍しくないが、
水の量が半端ではなかったし、ダンサーは客席に水を掛けるように踊るので、
前から4番目の席にも関わらず、水が飛んできた。
前から5列目くらいまでの客席には、防備用のビニールシートが予め配布されていた。
主演のアダム・クーパーはバレーダンサーで、丁寧に踊る役者だった。
雨の中踊るシーンでは、客席に水をいかに飛ばそうかと考えて踊っているようだった。
そのためか、そのシーン以前のダンスはセーブしていたような。

ストーリー自体は、実はあまり好みではない。
トーキー時代についていけない女優に、勝手に吹替えをつけて上映しようとするのは、
相手に対して失礼な企てだ。

観劇前に、映画を見直したが、タップダンスの見事さに惚れ惚れした。




2014年10月11日 (土)

6月以降に見た映画・演劇

6月以降に見た映画と演劇をまとめておく。

ミュージカル「シスター・アクト
2014年6月21日(土)
帝国劇場
ツイッターのフォロワーさん方と一緒に観劇
村井国男さんの神父が秀逸。
森久美子さんはさすが。

映画「グランド・ブダペスト・ホテル
2014年6月27日(金)19:00~
シネマカリテ
ジュード・ロウだった。

ミュージカル「天才執事ジーヴス」
2014年7月9日(水)14:00~
日生劇場
里見浩太郎は貫禄たっぷり。
ウエンツ瑛士が意外に好演。

映画「超高速!参勤交代
2014年7月19日(土)10:15~
立川シネマシティズン
佐々木蔵之助目当てで見に行ったが、作品全体が良かった。
DVD欲しい。

映画「マレフィセント」字幕版
2014年8月5日(火)20:50~
新宿ピカデリー
百合だった。

映画「トランスフォーマー ロストエイジ」日本語吹替版
2014年8月11日(月)11:15~
TOHOシネマ府中
マイケル・ベイだった。
まだ終わらないかと、いつ終わるのかと。
冒頭のラチェットの最期が悲しかった。
ジョシュアとチャイニーズ美人のコンビは再来を期待する。

映画「イントゥ・ザ・ストーム」字幕版
2014年9月17日(水)20:05~
池袋HUMAXシネマズ
映像の迫力満点。

映画「イヴ・サンローラン
2014年9月24日(水)20:25~
新宿武蔵野館
耽美。イヴの夫ピエールが健気で泣かせる。

2014年5月10日 (土)

映画(ナショナルシアターライブ)「コリオレイナス」

「コリオレイナス」
TOHOシネマズ日本橋
2014年4月27日(日)18:00~21:15(途中休憩15分)

昨年12月6日から今年の2月13日までロンドンのDonmar Warehouseで上演されたシェイクスピア劇"Coriolanus"。途中1月30日に、生中継がありました。
それが、イギリス国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが選んだ舞台を映画館で上映する「ナショナル・シアター・ライヴ 2014」の第2弾作品として、4月25日から4月30日までの6日間、日本で上映されたものです。

私がファンであるMark Gatiss氏がメニーニアスの役を演じています。
DVDは出ないらしいので、これを見逃すと二度と拝めない作品ということで、何としても観に行こうと決意していたところ、ツイッターで知り合った筋金入りのMark Gatissファンの方が鑑賞オフ会を企画して下さいました。

当日は、総勢7名で、早めの夕食を食べ、鑑賞。その後、時間のある4人(うち一人は私)で感想を語り合いながら軽く飲み、その後、私を除いた3名は、Mark Gatiss氏出演作品のビデオ鑑賞会に突入していきました。
その3名のうち2人は、この劇を生で見るためにロンドンまで渡英した強者です。劇のパンフレットも見せていただきました。

シェイクスピア作品は、メジャーなところはざっと斜め読みしてはいるものの、コリオレイナスは存在さえ知らなかった作品です。
ですので、まずは日本語訳(ちくま文庫。松岡和子訳)を読み、この舞台のTextのKindle版を入手して読み、当日に臨みました。
先に鑑賞された方からは字幕が酷いという話を聞き、映画「英雄の証明」での予習を勧められましたが、時間がなくて手が回りませんでした。

主人公のコリオレイナス(Tom Hiddleston)は、個人的にはお近づきになりたくない性格の方ですし、ちくま文庫で読んだときはシェイクスピア特有の長台詞に飽きて飛ばし読みしてしまいましたが、舞台は、演出と役者の肉体の勢いに乗せられ、息を詰めて見ていました。
この台詞をこの表情で言うのか、ここで笑いが起こるのか、後ろでこの人はこんな演技しているのか、などなど、観ないと解らないことばかりでした。
舞台美術はシンプルで、はしごと椅子と床に描いた線ですべてが表現されていました。
舞台に引かれた四角い大きな枠線の外が袖と舞台との中間に位置付けられていて、出番外の方がそこに座り、舞台を後ろから見ている演出は興味深かったです。


主役のコリオレイナス(トムヒ)は、血糊で血まみれになったり、ぼろを着るという場面では透け度の高いネグリジェのような服だったり、トムヒファンなら身悶えするような扱いでした。
ツイッターで「トムヒのお尻!」という感想を複数見掛けたのもさもありなんと思います。若さと傲慢さで自滅するマザコン主人公に違和感がありませんでした。
コリオレイナスの母親であるヴォラムニア(
Deborah Findlay)も、私は敬遠したい性格の方ですが、最後、息子の行く末を察した時の表情が実に印象的でした。
オフィーディアス(
Hadley Fraser)は、コリオレイナスとのキスシーンがツイッター上で話題になっていましたが、一対一の腕比べではコリオレイナスに劣るが知力と権謀では上の思慮深い敵将として、好ましく演じられていました。
お目当てのメニーニアス(Mark Gatiss)は、長身で頭が小さく、マッチ棒のようなお姿で、美しい発声で魅了されました。笑いを誘うところ、哀しみを感じさせるところ、緩急があって、ふつくしいなぁと目はそちらばかり追っていました。

Donmar Warehouseは、バナナ倉庫だった建築物を活用している劇場で、舞台は小さく、客席は舞台を三方から囲む1、2階席で全部で270席くらいしかなく、非常にこじんまりしたところでした。役者の息遣いが感じられるのではないかと思います。

客席からは観られない角度やアップは、撮影版の醍醐味でしょうけれど、映ってないところが観られないジレンマもあり、この劇場でなら生で観たいと思いました。

2人とか4人とかという入りの映画館もあったくらいの客の入りなので、恐らく日本では再上映は無いと思われます。
観ておいて良かったです。


2014年4月12日 (土)

ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」

ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」を観てきました。

(原題:Love Never Dies)
日生劇場 4月9日(水)18時30分開演 幕間20分 21時終演

Img_4386

「オペラ座の怪人」の後日譚です。
同じ、アンドリュー・ロイド=ウェバーの作品。

ファントム(怪人)役を市村正親氏と鹿賀丈史氏がダブルキャストで演ずるほか、
クリスティーヌやマダムジリーなど主要な役もダブルキャストです。

私が観に行った回のキャストはこれ。

Img_4399

ストーリーはDVDで見て知っていましたので、驚きはありませんでしたが、
全く筋を知らないで見ると

「訳が分からない(前作を知らない)」か
「怒る(前作で話が完結したと考えている)」か
「嘆く(怪人をクリスティーヌの父親的位置づけと考えている)」か
「笑う(まぁいいけど、彼ら、いつ××してたの?(笑))」か

の、どれかに入るのではないかと思います。

私が観に行った理由のひとつは、市村正親さんのファントム姿を見たかったからです。
覚えていたより歌声が高めでした。

理由の二つ目は、久々に、日生劇場の天井が見たかったからです。
日生劇場の入っている日本生命日比谷ビルは、建築家 村野藤吾の設計で、アコヤ貝を張った美しい曲面の天井は、いつ見ても惚れ惚れします。